
こんばんは、まっくです
この夏休みに、横山光輝先生の漫画『三国志』を大人買いして全巻読破しました。
最近本を買うときは、場所を取るのが嫌なので、kindleの電子書籍で購入しています。
横山先生の生誕90周年を記念して、三国志が電子版で全巻発売されているのを見つけ、思わず大人買いしてしまいました。
実は40年以上生きてきて、三国志の内容はほとんど知りませんでした。
「劉備」「関羽」「張飛」「曹操」「諸葛孔明」など、名前は聞いたことがありますし、「魏・呉・蜀」という3つの国が出てくることも知っていました。
でも、「誰がどの国の人なのか?」「そもそも、どうして戦っているのか?」と聞かれると、よく分からない状態でした。
そんな私が、なぜ今になって三国志を全巻読むことになったのか。
今回は、そのきっかけから、実際に42巻を読んでみた感想までを書いてみたいと思います。
三国志を読むきっかけになったゲーム
私が三国志に興味を持つようになったきっかけは、ゲームでした。
子どもの頃に『天地を喰らうII 赤壁の戦い』を遊んだことがあり、そこで関羽や張飛、曹操といった武将の名前を知りました。
ただ、それでも三国志のストーリーを詳しく知っていたわけではありません。
「関羽って強い武将なんだな」「曹操が敵なのかな」といった程度の知識です。
そんな私が、今年になってNintendo Switch 2で『真・三國無双 ORIGINS』を購入しました。
これが面白かったです。
ゲームでは、自分が操作する架空の主人公が三国志の世界に入り、魏・呉・蜀、それぞれの武将たちと関わりながら物語が進んでいきます。
しかも自分がどこの国に属して戦うか選ぶことができ、ストーリーが分岐して、違った戦いを経験することができます。
ゲームを進めていくうちに、「なるほど、こういう話だったのか」
と、今まで名前しか知らなかった武将たちの関係や、それぞれの国のことが少しずつ分かってきました。
そして、ゲームをクリアする頃には、「三国志の原作も読んでみたい」
と思うようになっていました。
横山光輝先生の『三国志』を大人買い
横山光輝先生の三国志は、昔から有名なので漫画の絵は見たことがありました。
ただ、今まで読んだことはありません。
調べてみると、Amazonで横山光輝先生の『三国志』が電子版で全巻読めるのを発見。全42巻。
お値段は全巻で3万円強。……なかなかの金額です。
でも、この夏休みは特に大きな予定もなく、「せっかくだし、読んでみるか!」
ということで、大人買いしてしまいました。
そもそも三国志ってどんな話?
三国志をほとんど知らなかった私なので、最初は登場人物を覚えるだけでも大変です。
大まかにいうと、物語の中心になるのが、
劉備、曹操、孫権
の3人。
そして、それぞれが後に、
- 劉備 → 蜀
- 曹操 → 魏
- 孫権 → 呉
という国を築いていきます。
劉備には、義兄弟の誓いを交わした関羽と張飛という武将とともに行動します。
そして物語が進むにつれて、諸葛孔明など、誰もが名前を聞いたことがあるような人物が次々と登場します。
もちろん実際には、これだけでは全然説明しきれません。
とにかく登場人物が多い。
読んでいるうちに、少しずつ人物同士の関係が分かってきますし、だんだん話が面白くなってきます。
読んでみると、思っていた以上に人が死ぬ
横山光輝先生の『三国志』を読んで、まず驚いたのが、
「めちゃくちゃ人が死ぬな……」
ということ。
戦いの漫画なので当然といえば当然なのですが、首をはねられるような描写もかなり登場します。
有名な武将が登場して、
「この人、強そうだな」
と思っても次の瞬間には、戦いに敗れて亡くなってしまうこともあります。
昨日まで活躍していた人物が、突然いなくなる。
このあたりは、現代の漫画とはまた違った歴史ものの厳しさを感じました。
泣いて馬謖を斬る、という言葉もここからきているのだと納得。
みんな酒を飲みすぎ
もう一つ、読んでいて気になったことがあります。
みんな酒を飲みすぎです。
何かにつけて酒を飲みかわします。
戦いの前にも酒。
戦いが終わっても酒。
誰かと出会っても酒。
「そんなに昔から、みんなすぐ酒飲むんかい」
と、何度もツッコミを入れたくなりました。
もちろん、物語上の演出もあるのでしょうが。
諸葛孔明が登場してから、さらに面白くなる
物語の後半になるにつれて、存在感が大きくなってくるのが諸葛孔明です。
三国志をあまり知らない私でも、「諸葛孔明=すごい軍師」というイメージだけは持っていました。
実際に読んでみると、「そりゃ有名になるわ」という感じ。
いろいろな場面で先の先まで読んで策を立て、劉備を支えていきます。
むしろ後半になると、
「三国志というより、孔明の物語を読んでいるような感じ」
がするくらい、孔明の存在感が大きくなっていきます。
武力だけでなく、知略・戦法が大事だと思わされます。
赤壁の戦いがクライマックスだと思っていた
三国志について詳しくなかった私は、ゲームの影響もあって、
「赤壁の戦いが三国志の一番盛り上がるところなんだろう」
と思っていました。
ところが、実際に漫画を読んでみると、赤壁の戦いが終わってもまだまだ続きます。
劉備や曹操の死後も、さらに物語が続いていきます。
そして、そこから諸葛孔明を中心とした話がどんどん展開していきます。
このあたりは、三国志をほとんど知らなかった私にとって勉強になりました。
私は呉を応援していました
ゲームの影響もあって、個人的には呉の国に肩入れしていました。
孫堅、孫策、そして孫権。
この親子が登場する呉が好きだったんです。
ところが漫画を読んでいると、
「あれ?呉の話、思ったより少なくない?」
という印象。
もちろん呉も重要な勢力なのですが、物語全体で見ると、やはり中心になるのは劉備率いる蜀。
そして、その後の諸葛孔明の話がかなり長く続きます。
その次に曹操率いる魏。
個人的には、もう少し呉の物語も読みたかったところです。
42巻を読み終えて「え、これで終わり?」
そして、ついに最終巻の42巻。
ここまで来ると、
「三国志もこれで終わりか」
という少し寂しい気持ちになります。
そして読み終わった瞬間、
「え、これで終わり?」
と思いました。
ただ、考えてみれば、最初の頃に活躍していた人物たちも、物語が進むにつれて次々と亡くなっています。
劉備も、曹操も、そして多くの武将たちもいなくなっていきます。
最初はあれだけたくさんいた登場人物も、物語の終盤になると世代が変わっていきます。
そう考えると、これ以上物語を続けても、最初の頃のような盛り上がりにはならないだろうと思いました。
登場人物がみな道半ばで亡くなっていく。
寂しいですが、それもまた人生です。
42巻という大作ですが、あっという間に読み終わってしまいました。
スマホで読むには、文字が小さい!
私はスマホのKindleアプリで読んだのですが、スマホの画面ではどうしても文字が小さくなります。
長時間読んでいると、かなり目が疲れました。
「これは読書用にタブレットを買うのもありだな……」
と思いました。
電子書籍は場所を取らないのが魅力ですが、漫画を42巻も読むとなると、もう少し大きな画面が欲しくなりますね。
三国志を知らない人も漫画だからするする読めますし、三国志についての概略を知ることができるのでおススメです。
